勝手に娘。小説を楽しもう!
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引力
2009年03月07日 (土) | 編集 |
最近は『週末は君と』を読み返して、初読のときと感じ方が変わっている部分を意識できて楽しかったです。それで、久しぶりに触れたくなりました。ゆとりさん作品。どうせなら読みそびれていたものがいいなあと考え、ちょうどいいやつを思い出しました。でもちょっと寂しい気持にもなったのは、これで『真剣うん十代遊び場』にあるゆとりさん作品、読み尽くしてしまったことでした。

20世紀ラムネ

このあいだにしていたこととして、もう一つ。YOU TUBEで『るろうに剣心』のアニメを見たりもしていました。明治って時代は不思議に異国情緒がしますよね。横浜に行ったときにも感じるものですが、その不安定な気分というか、遠いところまで来てしまったような感覚が、結構好きだったりします。地理的にいえば結構近いんですけどね。

この物語には、その雰囲気がちゃんとありました。そして、その中で六期の三人が生きていた。それを感じられただけでもう自分が娘。小説に求めるものは他にありませんでした。欠点を挙げようと思えば挙げられないこともないです。登場人物がいきなり現れてそのまま彼方へ消えてしまうように感じる点や、主要である道重さんの考えてることがはっきりしない点。そして、結末があっさりしすぎている点。好みでいえばここらへんはもっと色々あったほうが楽しめたような気がします。

けれど。けれど、です。『ロックンロール☆れいにゃーず』が連載していた頃、人々があれだけ熱狂したのは、何故だったでしょう。リアリティという意味では欠点だらけでしたし、表現も飛び抜けてすごかったということはなかったと思います。そこにあったのは、「熱」でした。娘。小説初期を語るときによく言われることですが、あの時期に名作と呼ばれる作品が多かったのは、決して文章がうまい人が集まっていたからではないのではないかということです。もしかしたらそういうレベルでいえば今のほうが上かもしれません。ですけど、後追いの自分から見ても、熱量は比ではない気がするのです。カビの生えたような論を展開してごめんなさいw つまり、その「熱」を『20世紀ラムネ』に感じたということ言いたいのでした。

……なんだかゆとりさんの文章がうまくないような言い草になりましたねw 自分が訴えたかったのは、この作品の熱の有無についてのみです。もちろん、文章は絶品。ただ、一番興奮したのは文章や構成といった部分的な問題ではなく(もちろん文章や構成が素晴らしいからより一層の効果を発揮したことは疑いもありません)、最後の田中さんの決心なのでした。こういう無闇やたらな熱さがあるから、娘。小説っていいですよね。作者さん本人がこれを娘。小説じゃないと言ったとしても、自分には混じり気のないそのものでした。
コメント
この記事へのコメント
久々にその掲示板見ました。見れました。
サトウさん元気にしてるかなー?(^_^*)
2009/03/14(土) 02:27:17 | URL | SN #QV9/i4Sk[ 編集]
サトウさん、なつかしいですねw 自分もこの掲示板見たくなって、見当たらなくて残念に思ってたら、探してたものは飼育wikiにあっさりありましたw
2009/03/16(月) 22:17:43 | URL | x1bgusra #tHX44QXM[ 編集]
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